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4月9日法律教室が開催されます!
2016年04月04日更新
4月9日、本年度第一回法律教室が開催されます。テーマは刑罰と福祉「支える人がいない、ということ」
講師は、吉廣慶子弁護士です。
刑罰と福祉って???
と思われる方、以下の講師の先生による、みどころをご覧ください!
今回のテーマは、刑罰と福祉です。
徒然草と近年の犯罪白書を資料に、
今も昔も変わらない問題について、一緒に考えましょう。
徒然草142段
「盗人をいましめ、僻事をのみ罰せむよりは、世の人の飢えず寒からぬように
世をば行わまほしきなり。・・人、恒産なきときは恒の心なし。人、極まりて盗み
す。
人を苦しめ、法を犯さしめて、それを罪なはん事、不便のわざなり。
(現代語訳:盗人を拘束して悪事を罰するばかりでなく、人々が飢えたり凍えたりし
ないよう
世の政ををとってほしいものだ。
人は、生活の糧がないと、安定した心を保てない。
人はどうしようもなくなって盗みをするのだ。
人を苦しめ、法を犯させるようにしむけておいて、
それを罪だといって罰するのは、不憫なやり方だ。)」
タイムリーなテーマで、今回も楽しみですね。
なお、法律教室の受講の方法など、詳しい情報は、市民法律教室のページをご覧ください。